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​私たちが作っています

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北海道旭川市の農家13名で運営しています。

​安心安全のおいしい農産物をお客様の元にお届けします。

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4月~7月

北永農場は良質なもち麦の栽培に力を入れています。若葉が伸びる姿を見守りながら大切に管理しています。

7月下旬~8月

​収穫当日のもち麦畑。収穫後は乾燥選別を経て検査に合格した製品だけが出荷されます。

収穫後

精麦加工はゆっくり2~3時間かけて丁寧に外皮を削っていきます。こうすることでプチプチ食感が美味しいもち麦に仕上がります。

もち麦​の美味しい食べ方

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​◆ プチプチもち麦ごはん

①お米を研ぎ、炊飯器の目盛り通りに水加減をします。

②白米1合につき、もち麦と水を大さじ1杯ずつ加えて炊飯すれば出来上がりです。

​分量はあくまでも目安です。お好みに応じで調整してください。

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​◆ ゆでもち麦をトッピング

①もち麦50gをたっぷりのお湯に入れて15分ほど茹でます。​

②茹で上がったら流水でぬめりを取って出来上がりです。

​サラダやスープ、リゾットなどお好みでトッピングしてお楽しみください。

他にもいろいろな食べ方がございます。​ぜひお試しください。

​あさひかわ産もち麦の歩み

​新しい作物を探して

北永農場がある北海道旭川市永山地区は大雪山を水源とする石狩川と牛朱別川(うしゅべつがわ)の2つの河川に挟まれた農業が盛んな地域です。

​平成中頃から水稲転作が奨励され、当地域ではお米と両立する新たな特産品を目指して最初に黒大豆の栽培が始まりました。この頃から北永農場は前身組織「永山ビーンズ組合」として黒大豆の栽培に取り組んできました。

現在、この黒大豆はJAあさひかわブランド「黒い恋人」として関西や九州を中心に全国に出荷されています。しかし黒大豆は病害虫に弱く連作が難しいことから安定した農業のために輪作に加える新しい作物の導入を模索する必要がありました。

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大雪山系の2つの河川に挟まれている旭川市永山地区

そこで注目したのが「もち麦」の栽培です。

もち麦に注目した理由

きっかけは代表の奥様が普段からもち麦を愛用しており、「これって旭川でも作れないの?」と尋ねたことから始まりました。

そこでもち麦について調べてみるといろいろと面白いことがわかりました。

  • 既存の農業機械で栽培管理や収穫がすべてできること

  • 繁忙期が黒大豆や水稲と重ならないこと​

  • ​身体に良くてお客様に喜ばれる食材であること​

 

 

こうした事からもち麦が地域を支える新たな輪作作物として有力候補に上がりました。

 

さらに北海道の気候に合った品種や栽培方法を知るために上川農業改良普及センターや農研機構の研究員の方々と相談しながら準備を進め、ついに平成29年の春から試験栽培を行うことになりました。

1年目にまさかの大失敗

北永農場で栽培するもち麦品種は北海道でも育てやすく食感も良い「キラリモチ」に決まり、もち麦研究の第一人者である農研機構西日本農業研究センターより貴重な種子の提供を頂きました。

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しかし、ここでまさかの事態が発生します。

種まきが終わってしばらく経っても僅かな芽しか出てこないのです。その芽も細く元気が感じられず、ほとんどがそのまま枯れていきました。同じ時期に種をまいた小麦畑は若葉が一面青々と生え揃っており、まさかの失敗に愕然としました。

 

原因を調べた結果、土壌の酸性値がわずかに高いことがわかり翌年の平成30年の試験栽培では土壌改良をしっかり行った上で再挑戦しました。2年目は無事に試験圃場から200㎏のもち麦の種を収穫することができ、その翌年の令和1年度より本格的な栽培を始めることになりました。

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もち麦を作ることで安定した輪作農業ができるようになる

​「キラリモチの魅力!」

農研機構 刊行

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​新しい特産品を目指して

最初の試験栽培から実に3年以上かけてようやく安定生産化し、消費者の皆様にも販売できるようになりました。また、もち麦に含まれる水溶性食物繊維「大麦β-グルカン」が機能性素材として認められ、2022年9月に北海道独自の認証制度である北海道食品機能性表示制度「ヘルシーDo」の認定を受けることができました。

 

今後ももち麦の栽培を通して、旭川から魅力ある農業を発信していけたらと願っています。

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農研機構は日本の食料や農産業の発展の為に研究開発を行っている国の機関です。

日本の農業を根底から支えてくれています。

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